あいさつ

 認知症疾患医療センターは、認知症の方とそのご家族が住み慣れた地域で安心して生活出来る事を目指し、都道府県や政令指定都市が指定し設置されています。当院の認知症疾患医療センターは、平成27年10月1日付けで滋賀県から指定を受けました。

認知症の診断は日頃の生活状況を把握する事から始まります。そして、“人とのつながり”がどのように保てているかも大切なポイントとなります。診断後においては、当事者の方が必要としている支援が受けられるよう、支援者とのネットワークをつなぐことが重要となります。そして、その人なりの暮らしが紡いで行けるという思いを核として積み重ねられる日々の実践が、地域包括ケアシステムの構築に繋がっていくのではないかと考えています。

 個々の診療や関係者との話し合いを通して、認知症の方やそのご家族の想いや経験に真摯に向き合い、湖北圏域の皆様方の期待に応えられる認知症疾患医療センターでありたいと思います。当院認知症疾患医療センターは、まだスタートラインについたばかりで発達途上にあり、何かとご不便をおかけしているかと思いますが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

セフィロト病院認知症疾患医療センター
センター長  松岡 俊樹