地域貢献活動

出前講座【誤嚥(ごえん)予防体操で美味しく食べよう】 開催月:平成29(2017)年8月

坂田青成苑8月の出前講座のテーマは「誤嚥予防で美味しく食べよう」です。
米原市内の自治会サロンに出向き①低栄養にご注意を②飲み込みのしくみ③飲み込みしやすいポイント④食事の姿勢⑤ごっくん体操をお伝えしました。

○低栄養とは・・・
 摂取カロリーとタンパク質が欠乏し、健康を維持する栄養素が不足している状態のことをいいます。
 高齢者の低栄養には、
①認知機能の低下
②無気力
③免疫力と体力の低下
④筋力・筋肉量・骨密度の低下
⑤骨折の危険増
などが挙げられます。

○体力を維持するために・・・
 基本は摂取カロリーとタンパク質です
・筋肉を保つたんぱく質を十分に摂取する
・骨の形成に必要なカルシウム
・体調を整えるビタミンとミネラルと食物繊維
これらをバランスよく摂取することが大事です。

○誤嚥(ごえん)とは・・・
 飲み込む動作は「嚥下(えんげ)」と言い、本来なら口腔から咽頭、食道を通って胃に送られる食べ物が、誤って気管や肺に入ってしまう症状のことです。
 誤嚥が起こるとはげしいむせと咳が現れます。

○誤嚥を予防するには・・・
十分な咀嚼を行い飲み込む、口に入れる一口の量を少なくする。お茶などの水分を飲む際は、とろみをつけて飲むことで誤嚥が少なくなることもあります。
水分にとろみをつける粉末は薬局やドラッグストアで購入できます。


○飲み込みのしくみとポイント・・・
①食べ物を見ると唾液や胃液が分泌され身体が準備を始めます
②口の中に入った食べ物は噛むことで唾液と混ざり飲み込みしやすい形になります
③まとめられた食べ物の食塊が喉の奥まで運ばれます
④脳に信号が送られ、食べ物の逆流や気管へ入るのを防ぐためふたをし反射的に食塊が飲み込まれることで食道を通って胃へ送られます



○飲み込みしやすいポイント・・・
①適度な水分を含ませる
②ツルンとさせる(ゼラチン等で固める)
③マヨネーズ等の油性のソースをつなぎで使いまとめる
④とろみやあんかけでばらけるのを防ぐ
⑤調理方法を工夫する(蒸す・煮込む・つぶす・する)
⑥サラサラした飲み物にはとろみをつける


○食事の際の良い姿勢について・・・
 いすに深く腰かけ背筋を伸ばしてあごを軽く引き、やや前かがみになり両足を床につける。

○ごっくん(嚥下)体操・・・
①肩の運動:両肩をすぼめるように挙げ、すっと力を抜く
②首のストレッチ:口を閉じて首を前後左右にゆっくり傾け、ゆっくり首を回す
③口の運動:口を大きく開け「あー」、口を閉じ「んー」と声を発した後は「いー」の形に口角を広げ、「うー」と唇をすぼめます
④頬の運動:頬をしかっり膨らまし、息を吸うように頬をすぼめる
⑤発音:「パパパ」「タタタ」「ラララ」「パンダのたからもの」と発音
※これらを動作ごとに複数回繰り返し行iいます。

【食は元気の源】と言われるように、食べることは肉体的にも精神的にも大切なことです。バランスの良い食事と運動を続け、健やかなる毎日をお過ごしくだい。

出前講座 『体と脳の健康体操』 開催月:平成29(2017)年6月

ご自宅で生活をされている方たちを対象に、『体と脳の健康体操』を施設の職員が実演させていただきました。

 人間の体は加齢と共に筋力の低下や、関節の動く範囲が狭くなったりします。 身体機能は「使えば発達し、使わなけれ衰退する」と言われています。

そこで・・・

 座ってできる棒体操をご紹介・実演しました。運動による効果として・・・①心肺機能低下の予防②筋力低下や転倒の予防③動脈硬化の抑制④精神的安定⑤認知症予防⑥腰痛や肩こりの予防が効果として期待できます。 季節や時間、その日の体調を考え自分の体と相談しながら無理なく運動を続けることが大切です。

そして・・・

 脳の体操について・・・脳には①記憶する②時間や場所を認識する③計算する④読み書きする⑤会話をする⑥物を使う⑦判断する⑧理解する等の機能があります。脳を働かせることで認知症予防に繋がります。

 脳を働かせるには・・・①バランスの良い食事②脳のトレーニング(パズル・計算する・読み書きする・将棋や囲碁人との会話やコミュニケーションをとる・新しい事にチャレンジする)等が脳を活性化し、認知症予防に繋がります。ちょっと一息も必要です。

ちょっと一息も必要です。

最後に・・・

 運動をすることは身体機能の低下を防ぎ、身体的にも精神的にも良い影響をもたらすため非常に大切なことです。重要なことは①運動を行う前の準備体操②運動は無理のない範囲で行う③軽めの運動を継続する④休むこともトレーニング⑤水分補給を行うを心掛け、怪我をしないよう体調も確認しながら行いましょう。